奨学生プログラム「Character Animation Scholarship Program」では、今後4年間にわたって、アフリカ大陸在住の学生に対し、年間最大10名に奨学金を支給。ゴブランのキャラクター・アニメーションおよびアニメーション映画制作の大学院プログラムで勉強する機会を創出する。同奨学生プログラム初の候補者は、2019年9月に公表予定だという。
今回の提携に関して、ゴブランのディレクター ナタリー・ベリアットは「私たちは、アニメーション業界において、学生にさまざまな機会を与え続けることを重要視しております。そこで、学生が世界へはばたいていくうえで、経済的な制約が弊害にならないようにしたいと考えています。多様なバックグラウンドや文化を持った若い才能を、ネットフリックスと協力して支援できることを嬉しく思います」と回答。
また、ネットフリックス オリジナルアニメーション バイス・プレジデントのメリッサ・コブは「フランスや日本、アフリカ大陸において若い才能をサポートできることを嬉しく思います。ゴブランのような世界的に著名なアカデミーでの学びを支援することで優秀な学生のキャリアや成長に貢献するとともに、業界全体のダイバーシティ促進につながることを期待しています」と語った。
「DEVILMAN crybaby」や「アグレッシブ烈子」、「ULTRAMAN」といった日本発のオリジナルアニメ作品に加え、「ボージャック・ホースマン」や「ビッグマウス」、インド発の「マイティー・リトル・ビームのぼうけん」、韓国発の「ラーバ・アイランド」など海外発の大人向け、キッズ向けアニメシリーズの充実化も狙っているネットフリックス。今後も同社のアニメ領域における取り組みは増えていきそうだ。