「おひとり様」で迎える老後を幸せに暮らすための5つのヒント

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3. 最も信頼できる人を特定しておく

緊急時の連絡先として誰を指定しておきたいか、考えたことがあるだろうか。「医療に関する永続的委任状」に記載する代理人を誰にするか、検討しておこう。

会ったこともないような親戚に、自分の生死に関わる決断を下してほしだろうか。それとも、あなたが信頼し、自分で選んだ人に決めてもらいたいだろうか?

4. 自分に合った住まいを選ぶ

ベビーブーマー世代は、以前の高齢者たちのように「定年退職後は気候の温暖な地域のシニアコミュニティーで暮らしたい」とは思わないようだ。できる限り長く、自宅で生活したいと希望している。ただ、そうするためには、住宅にかかるコストを抑える方法を考えなくてはならない。

米国の人気テレビドラマ「ザ・ゴールデン。ガールズ」の登場人物たちのように、シェアハウスで暮らすことを考えてもいいかもしれない。生活費を抑えることもできるし、いつでも友人たちと一緒にいられる。ただ、シニアコミュニティーも無視してはいけない。実際に移り住んだ人たちの中には、気に入っているという人が多い。

また、健康の面からも、今の家に住み続けられるのかどうか考えておく必要がある。膝の手術を受けた後、自宅の急な階段を上ることができなり、家を売りに出すことにした人もいる。

5. 今と将来の暮らしを楽しむ

おひとり様でも、あなたの「ゴールデン・イヤーズ(退職後の生活)」に、全く希望がないわけではない。何歳になっても、楽しく過ごし、人生を楽しむことは重要だ。今の90歳は、かつての70歳ともいわれる。

独身であること、子供がいないことには、そのデメリットと同時にメリットもある。計画を立てることに少し余計に努力を払っておけばそれだけで、より楽しく、素晴らしい退職後の生活を送ることができるだろう。

編集=木内涼子

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