ビジネス

2019.06.07

AIベンチャーの海外進出。ミス連発の私に上司が教えてくれた「コケて学べ」

オフィスワーク中の著者


能力よりも本人のマインドと成長の速度が重視される。その理由が、当時は分かりませんでした。でも、こうした言葉に励まされてはもう少し頑張ってみよう、と業務に向きあう日々でした。

メンバーは目の前の成果で一喜一憂しますが、経営者はいつも数年先にどうなるかを見ています。2年経ち、当時の自分が見たら驚くほど優秀な仲間に囲まれて仕事に向き合う今では、そのことを身をもって実感しています。
 
【ベンチャーの海外進出Tips】

1.自分が短期的に物事を見ていないか内省する
・経営者は数年先を見ながら経営をしている
・その時の能力よりも、未来やビジョンに共感し、上司を信頼して、徹底的に試行錯誤する

2.自分の仕事がなくなることは、最大の「成果」
・仕事を託すことは、優秀な人材を採用して成長を続けるスタートアップ社員全ての使命
・常に「他の人が代わりにやるなら」の視点で考えると、自分が新しいチャレンジができるようになる

3.クイック&ダーティーにでもプロセスを理解する
・短期的な成果だけを見ずに、長期的なプロセス構築のために自分で理解を深めることが大切
・自分で理解を深めると、単純なコストセーブだけでなく、今後の拡張に向けた仕組み作りに活きる

連載:AIベンチャー海外進出の「泥臭い」リアル
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文=夏目萌

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