「フォーブス・コリア」が韓国のエンターテインメント・スポーツ界をけん引する、パワー・セレブリティ40を発表した。注目すべきは昨今のK-POPブームと相まって、アイドルグループが上位5組を占めた点だ。
「フォーブス・コリア」は2009年から毎年、1年で最も活躍したセレブリティ40組を選んできた。今年はランキングの基準に、メディアや放送への露出、収入額のほか、ユーチューブ再生回数、インスタグラムのフォロワー数などSNS上の活躍も評価対象へ加えた。
「Forbes Korea 2019年5月号」表紙
2位のBTS(防弾少年団)。米ビルボード・アーティスト・チャート“Artist 100”で、5月25日時点で5週No.1。(GettyImages)
トップ争いをしたのは、昨年1位の「BTS(防弾少年団)」と、デビュー4年目のガールズグループ「BLACKPINK」だった。
昨年、数カ月の充電期間を設けていたBTSは放送分野のポイントが39位だったが、収入が1位で、総合2位となった。総合1位のBLACKPINKは、SNS分野のポイントが1位(収入2位、メディア11位、放送15位)で決定打となった。
21位のTWICE。2018年には「NHK紅白歌合戦」に2度目の出場を果たすなど日本での人気は高い。(GettyImages)
5位のRed Velvet。昨年、日本でデビューを果たした。(Forbes Korea)
7位のホン・ジニョン。現代風のビジュアルでありながら、トロット(韓国の演歌)歌手というギャップで人気を集めている。(Forbes Korea)
インスタグラムのフォロワーは各メンバー1000万人以上
BLACKPINKのSNS上での活躍は目覚ましい。昨年1月にリリースされた「DDU-DU DDU-DU」は、配信後7カ月でユーチューブでの再生回数が6億回を記録。これはBTSのヒット曲「DNA」よりも9カ月早い記録だった。