平日の二日酔いをうまく乗り切る5つの方法

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「ついさっき、パートナーに昇進した。今夜はお祝いだ!」あなたがこのメッセージを受け取ったのは、退社すべくカバンを準備していた午後5時だ。あなたの親友は、ついに夢の昇進を手に入れた。

あなたはわくわくした気持ちで会社を後にし、パーティーに参加するためバーに直行する。乾杯から2杯目へと進み、気付いたときには完全に酔っ払った感覚で目が覚める。二日酔いだ。

しかし今日は水曜日で、仕事に行かなければならない。こうした状況に直面することは、実は思っているよりも多い。依存症治療企業のデルフィ・ビヘーボラル・ヘルス・グループ(Delphi Behavioral Health Group)によると、米国の従業員の約75%は二日酔いの状況で出社したことがあると認めている。

あなたが次にこうした状況に陥ったら、次に挙げる5つのコツを実践して二日酔いを軽減し、キャリアでの成功を損なわないようにすること。

1. 仕事に行くべきかを見極める

デルフィによると、米国で二日酔いを理由として取得される傷病休暇の日数は平均2日だ。この2日間を他の機会に取っておきたいと思うかもしれないが、気分がとても悪い場合は自宅にとどまるのがあなたにとって最善かもしれない。

仕事の準備を始め、ドアを出る準備ができたらもう一度体調を確認し、やはり気分が優れない場合は会社に電話しよう。もし酒気検知器を持っていたら、試してみる。酔っ払った状態で職場まで運転して出社することは、仕事における尊重を通り越して大問題だ。飲んだ翌朝でも多くの飲酒運転が起きている。いちかばちかに賭けないこと。

上司に在宅勤務を頼むか傷病休暇をもらうことを考える。正直に話すのが最善な場合もあるが、慎重に振る舞うこと。職場では尊重され、理解されるようにしたいはずだ。なぜ休んだのかと聞かれたら、前夜の恥ずかしい出来事を正直に話す代わり頭痛や吐き気などの症状を伝え、本当の原因は秘密にしておこう。

2. 二日酔いの症状に対処するため準備する

熱い湯と冷たい水の間で交互に切り替えながらシャワーを浴びる。こうすることで血行が促進され、目覚めを助けるとともに飲酒による炎症や悪影響から回復することができる。

体がアルコールを分解しているとき、肝臓は大量の熱を発し、ホルモンのバランスを取る内分泌系が損なわれて体のほてりが生じる。着心地が良くて呼吸でき、汗のラインが出ても目立たないような服を着ておこう。綿や麻のような天然の生地を身につけ、薄い色や鮮やかな色の服は避けること。快適に過ごし汗の染みを避けるため、ゆったりとした柄がついたシャツを麻のズボンと合わせよう。
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翻訳・編集=出田静

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