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2019.05.30

インスタはフリーランスでも活用可能 ビジネス拡大につなげる方法

Photo by Hannah Peters/Getty Images

フリーランスとギグエコノミーはことのころ発展を遂げている。

多くの企業が従業員の雇用よりも外部のプロを好むようになっていることが良い傾向であることは間違いない。同時に、フリーランスの仕事の魅力を認識し、少なくともパートタイムで本業の合間にギグ(単発や短期の仕事)を始める人が増えている。しかし、こうした関心の高まりは、仕事を獲得する上での競争の激化にもつながっている。

フリーランスの仕事を得る方法としては、フリーランサー向け仕事仲介サイト、リンクトイン、ツイッター、隙間市場のグループ、対面式でのネットワーキング(人脈作り)が良く知られている。しかし、フリーランサーにとって大きなマーケティングの機会であるものの、あまり知られていない方法が一つある。それは、インスタグラムだ。

インスタグラムは近年、他のソーシャルネットワークに比べて急速な成長を遂げ、ユーザー数は昨年10億人を突破した。さらに、インスタグラムへの投稿は、1人のフォロワーにつきユーザーのエンゲージメントがフェイスブックの58倍、ツイッターの120倍だ。

インスタグラムの素晴らしいところは、あなたの副業が「視覚的」ではないもの(コーディングや執筆業、コンサルティングサービスや管理業務など)であっても活用できるところだ。ここでは、顧客獲得に向けてインスタを最大限活用するための3つのコツを紹介する。

1. アカウントを仕事用に変える

インスタを通じてフリーランスの仕事を確保したい場合は、プロフィールのページを顧客向けにすべきだ。まずは次の基本事項をおさえること。

・仕事に適したハンドルネームを手に入れよう。自分の事業の名前や、他のソーシャルメディアで使うハンドル名と合わせるのが理想だが、それが無理なら自分の氏名を変えたものを使うことを考えよう。

・自己紹介を書く。あなたのビジネスについて、150字内で宣伝すること。言葉の代わりに絵文字を使えば、文字数を節約できる。ページの訪問者が、あなたの仕事や共有するコンテンツを即座に理解できるようにしよう。

・リンクを追加する。ツイッターやフェイスブックと違い、インスタグラムのプロフィールではリンクを1件しか入れられない。そのため、ホームページ、連絡先、ポートフォリオなどのうちどれをリンクとして載せるかを意識して選ぶこと。
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編集=遠藤宗生

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