有休を使って自分を成長させる5つの方法

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3. やることリストに取り組む

やることリストを完了することほど良い気持ちになるものはない。作家で時間管理コーチのエリザベス・グレース・ソーンダースが、午後の時間を使い、仕事以外でたまっている用事を全て終わらせることを勧めているのもそのためだ。

銀行に行く、車のオイル交換をする、ヘアカットをするなど、何をするにしても重要なのは、急がないことだ。こまごまとしたタスクをゆっくり進めるようにすれば、すべきことに圧倒されることはない。

こうした用事は夜や週末にできたのでは? それはもちろんそうだが、手をつけなかったことには理由があるはず。うるさい子どもたちにまとわりつかれている中で、用事や家事ができるだろうか? 私ならできない。

4. 講座やイベントに参加する

社会人の大半は、自分の興味があるコンサートやアートイベント、趣味のワークショップなどに出席する時間を作るのに苦労しているはずだ。休暇を使ってクリエーティブな活動を再開したり、好きな音楽を聞いたり、新たな趣味を始めたりしよう。

休暇が始まる前に、イベントカレンダーを作成する。予定を詰め込み過ぎてはいけないが、毎日クリエーティブなイベントを一つ入れること。食事を一から作るようなシンプルなことでもいい。ただ、これは自分のためにするものであることを忘れないこと。朝起きて、絵を描くのではなくピアノが弾きたいと思ったら、そうすればよい。重要なのは、自分に遊びの時間を与えることだ。

5. 将来の計画を立てる

休暇は、将来のことを考えるのに絶好の機会だ。長期的な目標を紙に書き出し、それを達成するための行動のステップを考えよう。重要なのは、先延ばしをしないよう、時間枠を設定することだ。

長期的なプロジェクトに割く時間を作りたい場合は、カレンダーを見直そう。取り除ける雑務はあるだろうか? 他の人に頼めることは? 自分に喜びをもたらさないタスクは見直し排除することで、充実感を高めることができる。

休暇を最大限に活用したいのなら、仕事を忘れることが必要だ。冒険の旅に出る、一人で静かな一日を過ごす、やることリストに正面から立ち向かう、のどれを選ぶのかはあなた次第だ。何を選ぶにしても、仕事が今どうなっているのかについては心配しないこと。

あなたが私と同じであれば、それは不可能に思えるかもしれない。でも、メールやメッセージを1、2日確認しなかったとしても人生は終わらない。むしろ、それが新たな始まりになるかもしれない。

編集=遠藤宗生

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