少なくとも国際会計事務所アーンスト・アンド・ヤング(EY)ではそうだ、と同社の新卒採用責任者ナターシャ・スタフは述べている。また雇用主は、人材採用担当者や人材を必要とする管理職に対し、これまでの世代と異なるミレニアル世代の優先事項に合わせた質問を用意するよう指導している。
求職者は、面接で他の候補者に差をつけるような賢くて心を打つ答えを準備しておく必要がある。その準備を支援するため、スタフは最近面接で尋ねた3つの質問に対する素晴らしい答えを共有してくれた。職探しをしている人はここに挙げるアドバイスを実践し、人材を必要とする管理職に好印象を残そう。
1. 「チームで働くのと個人で働くのはどちらが好きですか?」
「自分だけで物事を終わらせるのは好きですが、それと同じくらい、チームワークが夢のような成果を上げると信じています。私が一人で行う仕事はチーム全体の成功につながるので、協力的でチーム志向になることが重要です」
職場の概念はますますデジタル化しているにもかかわらず、EYが昨年実施した調査によると、ジェネレーションZ世代の90%以上が人同士の関わりや、こうした関わりを優先した職場方針を評価していた。会社は未来の問題を解決するため、チームを重視した協力的な環境を育むことでこの世代のスキルをうまく活用し、先進的な考えを持つ人材を管理・成長させることができる。
2. 「フィードバックは素直に受け入れますか? どう対処しますか?」
「私はいつもあらゆることに全力を尽くしますが、間違いを犯さないというわけではありません。建設的なフィードバックは学びを得るため特に効果的な方法の一つなので歓迎します。そうすればどのように自己改善するかを学ぶことができ、私は会社にとってさらに価値ある資産になることができます」