ビジネス

2019.05.24

フォーブス「世界の高価値ブランド」100社、テック優勢は変わらず

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調査方法

ランキングの作成にあたり、フォーブスは世界の200以上のブランドについて調査を行った。米国事業がそのブランドにとって一定の存在感を持っていることを条件としたため、多国籍企業のボーダフォンや中国のアリババなど、大型ブランドの一部は対象外とした。

ブランド価値の算出においては、まず企業が公表する報告書のほか、ウォール街や業界の専門家らが発表する調査結果から情報を収集。それぞれの過去3年間の売上高と利払前・税引き前利益(EBIT)の平均を割り出した(親会社の所在国・地域の法人税率も考慮)。

その後、利益についてはジェネリック・ブランドでも少なくとも8%程度の使用資本利益率が見込めることから、8%分を差し引いた。

さらに、各社が業界において果たす役割の程度に基づき、業界によって異なる割合で数値を加算した。飲料やぜいたく品はブランドが重視されることから高率で、価格や利便性の方が重視される航空や燃料などの業界には低率で数値を付加した。

その他、過去3年間の株価収益率の平均も考慮している。非公開会社の場合は、同規模の公開会社の株価収益率を参考にした。

編集=木内涼子

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