昇給の要求時に避けるべき3つのこと

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3. 要求額が低すぎる

昇給の要求額を決める前に、各種ウェブサイトなどを利用して給与情報を調べよう。自分のポジションに対する給与の幅を知り、自分の現給与額がその中でどの水準にあるのかを知る。これを基に、昇給の要求額を決める。過去に昇給した経験があれば、それも基準にできる。

昇給を要求すると、交渉に持ち込まれる場合も多い。従って、最初の希望給与額は高めに提示すべきだ。そうすることで価値を失うことなく交渉の余地を残せる。また要求額には幅を持たせず具体的な金額を提示すべき。幅を持たせると、どこまで下げられるかを上司側に知らせることとなり、こちらの交渉力が落ちる。

昇給が拒否されたら、追加の質問をしてその理由を探ろう。将来的な昇給へ向けて必要なものは何かを聞く。状況を確認し、再び昇給について話し合う日を決める。上司と共に成長計画を立て、こまめに進捗を確認すること。努力を続ければ、次回は自分が昇給に値するという理由をさらに多く示せるだろう。

編集=遠藤宗生

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