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Photo by Scott Eells/Getty Images

米ファッションブランドのアーバンアウトフィッターズは先日、第1四半期に記録的な売り上げを達成したこととともに、服レンタルサービス「ニューリー(Nuuly)」を導入すると発表した。同制度では、月額88ドル(約9700円)で月に6着の服を借りることができる。

服のレンタルは、レント・ザ・ランウェイ(Rent the Runway)などのブランドが既に導入しており、ニューリーはアーバンとは別ブランドとして展開される予定。新ブランドを率いるのは、アーバンの共同創業者、リチャード・ヘイン最高経営責任者(CEO)の息子であり、現在同社の最高デジタル責任者を務めるデービッド・ヘインだ。

レンタルできるアイテムには、アーバンの象徴的なビンテージもの商品に加え、リーボック、ギャル・ミーツ・グラム(Gal Meets Glam)、フィラといった第三者ブランドの商品も含まれる。利用者が6つの商品を選ぶと、郵便料金前払いのラベルや再利用可能バッグとともに送られてくる。返却されたアイテムは洗濯され、他の客に送られるという仕組みだ。

ヘインは米紙ウォールストリート・ジャーナルに対し「私たちは、顧客が購入をやめるとは全く考えていない。ただ、頻繁に使うと分かっているものは購入するのが合理的だが、試してみたいものにはレンタルが合理的だ」と述べた。またヘインは現時点で、同プログラムが初年度に約5000万ドル(約55億円)の売り上げを生むと予測していると説明した。

同社の第1四半期の売り上げは約8億6400万ドル(約950億円)に達し、純利益は約3260万ドル(約36億円)と発表された。これはアナリストの予想を上回る結果だ。しかし、同社の株式はそれほどうまく推移していない。アーバンアウトフィッターズの株式は、2019年が始まってから19%落ちている。レンタル制度の導入は、2019年の残りの四半期で株式を持ち直すための取り組みなのかもしれない。

しかし、服のレンタルモデルを試しているのはアーバンアウトフィッターズだけではない。アメリカン・イーグルスは自社のレンタルサービス、スタイル・ドロップ(Style Drop)プログラムを今年初めに導入している。顧客は会員プログラムを通じ、月額49.95ドル(約5500円)で1回につき3つのアイテムをレンタルできる。

翻訳・編集=出田静

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