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国際モータージャーナリスト「ライオンのひと吠え」


会社自体は失敗したかもしれないけど、映画のおかげでデロリアンは伝説になった。1997年には、熱いファンベースに刺激された英国人のスティーブ・ウィン氏がDMCを買収し、テキサスでオリジナル車両をレストアすると同時にレプリカも製造し始めている。現在のエンスーの要望に答えて、走りが良くなるようにサスペンションをチューニングし、倍以上のパワーが発生するエンジンを置き換えている。


「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の25周年記念イベントで展示されたデロリアン(Getty Images)

そしてウィン氏が検討しているのは、21世紀に合った新しいデロリアンのようだ。その新コンセプトが電気自動車になるかSUVになるか、まだ不明だけどね。「デロリアンのブランド認知度は高いので、時代の流れとユーザーのニーズに合ったクルマを作れば、きっと売れると思う」と彼は確信している。

ところで、TVドキュメンタリーにデロリアン役として出演するボールドウィンはどんな役柄で出てくるのか。アメリカで支持率の高い番組「サタデー・ナイト・ライブ」に出演する彼のトランプ大統領役はゲラゲラ笑えるので、同氏が演じるデロリアンもきっと素晴らしい役になるだろう。

国際モータージャーナリスト、ピーター・ライオンが語るクルマの話
「ライオンのひと吠え」 過去記事はこちら>>

文=ピーター・ライオン

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