米グーグルがリーダーを評価するための「従業員への13の質問」

GoogleのCEO、サンダー・ピチャイ(Photo by Chesnot/Getty Images)


7. 過去6カ月の間に、キャリアアップについて上司と有意義な話し合いをする機会があった

部下たちは業務を遂行するのと同時に、自分自身のキャリアを築きたいとも思っている。彼らがそれぞれの目指すリーダーに成長することを支援する必要がある。それは、上司にとって役立つことであり、部下にやる気を出させることであると同時に、皆にとっての利益となることだ。

8. 上司はチームが掲げるべき目標を明確に示してくれる

チームの目標を書き出し、メンバー全員でそれを共有すること。誰でも見ることができるように、書き出した目標を壁に貼っておこう。上司は部下に明確に目標を伝え、達成のための方法を示す必要がある。

9. 上司には部下を統率するのに必要な専門知識がある(テクノロジー関連ならコーディング、金融部門なら会計、など)

部下が上司にはできない仕事をしているということはないだろうか?リーダーは誰かに頼む仕事を、自分でもできるようになっておかなければいけない。

10. チームのメンバー以外に推薦できる上司だ

単にあなたの上司を認めるか、または否定するかという話ではない。これは、信頼感とコミュニティーの問題だ。あなたの上司は社内の他のグループに所属する同僚たちも、率いることができるだろうか?

11. 上司には全般的に満足している。

従業員はこの質問への回答によって、自分の上司を評価することができる。自らの責任において、上司のリーダーシップと管理スキルを評価する機会だ。

12. 上司に続けてもらいたいことは?

部下の長所を引き出し、最善のパフォーマンスをさらに強固なものにする優れたリーダーシップを今後も発揮してほしいと伝える機会だ。

13. 上司に変えてもらいたいことは?

チームの前進と良い結果を出すことの妨げになっている悪い習慣や行動を改めてほしいと伝える機会だ。

編集=木内涼子

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