ワークライフバランスを向上させる3つの現実的な方法

(Westend61/by Getty Images)

きつい業務量をこなし、友人や家族と時間を過ごし、個人的な取り組みを進め、自分をケアする時間を作ることは、時に不可能に感じるかもしれない。たとえ全てを達成できた週があったとしても、他の週には仕事が優先となり、他のことは全て犠牲になってしまうだろう。

ワークライフバランスは人によって異なるが、誰もが「全てをこなす」ことを目指している。それが達成可能なことかどうかには議論の余地があるが、ここではワークライフバランスを実現するために実践できる3つのステップを紹介する。

1. 業務を外部委託する

仕事に大きな重きが置かれた現代で、毎日ますます不足しているように見えるものが時間だ。そのため、自動化できるものや他の人が喜んでするような業務は、どんなものも外部委託するのが重要だ。

食料品の買い出しや洗濯・掃除などは全て重要だが、あまりに多くの時間がかかる。可能であれば、補助や掃除サービス、食事のデリバリーアプリなどを使って手伝いを雇うことを考えてみよう。こうしたサービスは高くつくことがあるため、ほとんどの人は現実的に活用することができないかもしれない。しかしこうして得た家族や自分のために過ごす時間は貴重なので、金銭的に可能な場合は投資する価値がある。

2. 運動をする

運動をすることはストレスと不安を管理する素晴らしい方法であるだけでなく、ある一定レベルのエネルギーを保つ方法でもある。朝早くに運動するにしても、退社後に運動するにしても、一貫して運動することで体や心、感情の健康に効果が出る。

ただ、朝7時や夜7時のクラスに参加するやる気を持つことは難しいかもしれない。一緒に参加する友人を見つけ、途中で投げ出さないよう互いに責任を持ち合おう。それができない場合はやることリストに運動を加え、たとえ逃すことがあったとしても毎日続けるように自己訓練をすること。

3. 自分が最も生産的に働ける時間帯を見つける

あなたは夜型人間だろうか、それとも朝型だろうか? 朝早く起きて多くのことを達成すべきというアドバイスを聞くことが多いが、それがあなたに適しているとは限らない。あなたにはもしかしたら、夜遅くまで作業し、朝は2、3回目覚ましのスヌーズボタンを押す方が合っているかもしれない。それは悪いことではない。重要なのは、自分に合っていると感じることを実践することだ。

環境がエネルギー水準に大きな影響を与え、それが生産性にも影響することを心に留めておくこと。自分のエネルギーが最も高まる時間帯を見極め、より多くの光を取り入れる、あるいは視覚的に何かを思い出させてくれるものをいくつか飾るなど、気分を上げてくれる環境を求めて実験を重ねよう。こうすれば、最も多くのことを達成できる時間帯を見極めることができるはずだ。

翻訳・編集=出田静

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