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2019.05.22 06:30

仕事がデキるハイパフォーマーに共通する「睡眠の法則」

Getty Images

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あなたは普段、どのような睡眠をとっていますか? 働き方改革が騒がれる昨今は、「生産性を上げる睡眠」なども話題となり、それに応えるように、世の中には就寝時間や睡眠環境に関する情報が溢れています。
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私が代表を務めるスリープテックベンチャー「ニューロスペース」では、これまで1万人以上のビジネスパーソンの睡眠データを取ってきました。その結果、一般のビジネスパーソンと仕事のできるビジネスパーソンに、明らかに睡眠に関する生活習慣に違いがあるということがわかりました。

以下の2つの図を見比べてください。図Aが一般ビジネスパーソンの睡眠、図Bがハイパフォーマービジネスパーソンの睡眠です。どんな違いがあるでしょうか? 2つを検討しながら、疲れを残さない正しい睡眠の取り方を説き明かしていきましょう。

図A

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図B


違い1:ベッドに入ってから寝つきはいいか?

Aは、ベッドに入ってから寝つくまでに時間がかかっています。一方でBは、比較的直ぐに寝つくことができています。

ベッドに入ってからなかなか寝つけない状態には、スマホをいじったり本を読んだりしてそもそも寝ようとしていない状態と、仕事や心配事などが頭に浮かび寝たいけれど寝られないという状態があります。

私たちの脳は、場所とそこで行った行為をセットで記憶する特徴があるので、入眠に悩む人は、まず「ベッドは眠るだけの場所」という正しい認識と習慣をつくることからスタートしましょう。寝つけないというどちらの状態も、このことを守るだけで、如実に改善されます。

また、ベッドに入ってから瞬時に寝てしまう人は、実は慢性的に睡眠が足りていない可能性があり、けっして自慢できることではありませんので、注意が必要です。

ベッドに入ってから3分から10分くらいの時間をかけて、微睡みを感じながら徐々に眠るのが、理想的な寝つき方になります。
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文=小林孝徳

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