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Executive onboarding and BRAVE leadership examples worth following

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新たな仕事を始めるとき、退職するとき、あるいは両方を同時に行うときでも、職の変わり目には全てのものが重要だ。状況により、それぞれ求められるアプローチは異なる。退職するときには、自分の置かれた状況に合った正しいアプローチを選び、人々との長期的な関係を強化するような方法でパーソナルブランドを管理しよう。

退職する状況

仕事を辞めるときには常に引く力と押す力があるが、そのバランスは状況によって異なる。あなたの退職は自発的なものだろうか? 会社にとっては予想外、あるいは損失となるものだろうか?

・あなたの退職が自発的なもので、会社にとって予想外な損失となる場合、非理性的な言動を誘発することがある。会社に緊急時の計画がなければなおさらだ。引き留めのためのカウンターオファーを出されたとしても、応じるべきではない。

・退職が自分の意思によるものでなければ、あなたはそこに自分の力を及ぼすことはできない。しかし、積極的に対処することで、次に起きることに影響を与えられる。まずは立ち止まり、顧問か弁護士に電話しよう。それから自分の退社のストーリー、退職日、競業禁止条項、退職手当、賞与、ストックオプション、未使用の休暇、福利厚生、再就職のあっせん、法務費用などに自分で対処すること。

・定年退職、一時的な仕事や契約の終了時、企業買収や合併など自然な離職の場合には、退職のプロセスを会社側と一緒に考えること。

重要なこととその理由

移行とは、何かに変化する途中の一時的な状態だ。状況を理解し、移行後に何を望むかを考えること。あなたは何を後に残したいだろうか? 周囲の記憶に自分のことをどんな存在として残したいか? どこにたどり着きたいのか? 一つの仕事か、それとも一連の仕事か? あるいは、浜辺でマルガリータを飲む生活か──?

自分に害を加えた人に痛い思いをさせたいという自然な衝動は乗り越え、長期的な関係性を維持・強化することに集中しよう。

アプローチ 大事なのはあなたのパーソナルブランド

現在の状況や文脈と、あなたが移行後に求めるものとの間のギャップを埋めるアプローチを選ぶこと。大事なのはあなたのパーソナルブランドだ。パーソナルブランドの中核には一貫性が必要だが、他者があなたのブランドを信じる理由は文脈と状況により変わる。問題は、あなたの長期的な立場を強化するため、移行期間にどのようなメッセージを送りたいかだ。

対人関係

私は以前の記事で、「幸せとは、それが何であれ自分がしていることに満足すること、近しい人との関係を強化すること、自分自身を身体的・財務的・感情的に大事にすることで得られる」と述べた。対人関係はとても重要だ。

ある男性は昔、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)を退職し、リチャードソン・ヴィックスに就職した。会社にとっては予期せぬ損失だったが、男性は関係性を維持するような退職のプロセスを踏んだ。

男性が新たな仕事を始める前に2週間の休暇を取っている間、P&Gはユニリーバによるリチャードソン・ヴィックスの敵対的買収を阻止し、ホワイトナイト(友好的買収者)となった。男性がリチャードソン・ヴィックスに出社すると、昔の上司からのメモがあり、そこには「あなたを失いたくないと言ったでしょう。これが、あなたのためにしたことです」と書いてあった。これは、男性が拒否できないカウンターオファーだった。

また、リチャード・ブルメンサルは、コネチカット州選出上院議員に初めて立候補した際、対抗馬のリンダ・マクマホンから激しい個人攻撃を受けた。彼はマクマホンからの猛攻撃に耐え抜き、議席を勝ち取った。私がブルメンサルに、なぜこのような攻撃を耐えることができたのかと尋ねると、彼は「私は20年間、コネチカット州司法長官を務めた。私は20年にわたり人々を助けてきた。人々は真実を理解していた」と述べた。

他者に対する扱いは常に、良くも悪くも自分へと返ってくる。それは2週間後かもしれないし、20年後かもしれないが、必ず返ってくるのだ。一部の人はあなたの人生に直接関わるようになったり、あなたの人生に関わる誰かに影響を与えたりするだろう。そのような人々をきちんと扱い、あなたの周りにいる「リンダ・マクマホン」から何を言われようと、サポートしてくれる存在にすること。

行動

文脈を理解し、未来を選ぶ。そして最も重要なのは、長期的な関係性を強化するように自分のパーソナルブランドを管理することだ。

編集=遠藤宗生

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