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Photo by S3studio/Getty Images

フォーブスは5月15日、2019年版「世界の有力企業2000社ランキング(グローバル2000)」を発表した。最新のリストに入った企業の過去12カ月間の売上高は40兆ドル(約4370兆円)を超え、保有する資産の総額は1億8600万ドル以上となった。

ランキングに名を連ねたのは、売上高と利益、保有資産、時価総額の4項目で上位に入った61カ国・地域の公開会社。そのうちトップ10に入ったのは、9位のロイヤル・ダッチ・シェル(英蘭)を除き、全てが米国と中国の企業だった。

全2000社のうち、米国企業は前回より16社多い575社、中国・香港の企業は18社多い309社となった。3番目に多かったのは日本企業で、223社がランク入りしている。

フォーブスが2003年に初めて発表した「グローバル2000」と今回のランキングを見ると、企業の顔ぶれは大きく様変わりしている。初回のリストに名前が並んだ米国企業は776社だったが、中国・香港の企業はわずか43社だった。

今回は上位10社のうち、最も多くを占めるのが中国企業となった。米国企業は前回4位だった複合企業バークシャー・ハサウェイがトップ10から外れ、合わせて4社となっている。

上位は大半が金融機関

最新のランキングで首位となったのは、7年連続でトップの座を守った中国商工銀行だった。同行の資産はおよそ4兆ドル。雇用する従業員はおよそ50万人だ。

金融部門は全体的に好調を維持(453社がランク入り)しており、中国の「4大銀行」は全てトップ10入りした。米JPモルガン・チェースは大幅な減税のおかげで利益を増やし、前回より1ランクアップの2位となっている。

トップ10に入った企業は、以下のとおりだ。

1位 中国工商銀行
2位 JPモルガン・チェース
3位 中国建設銀行
4位 中国農業銀行
5位 バンク・オブ・アメリカ
6位 アップル
7位 中国平安保険
8位 中国銀行
9位 ロイヤル・ダッチ・シェル
10位 ウェルズ・ファーゴ

調査方法

「グローバル2000」は、米金融データ会社ファクトセット・リサーチ・システムズの情報に基づき、各国の公開企業の売上高、利益、保有資産、時価総額を調査し、総合的に割り出したスコアによって決定している。

各社の時価総額は、今年4月18日の終値と発行済株式数から算出した。また、売上高などの金額は全て連結ベースで計算(入手可能な最新の過去12カ月間のデータを使用)し、米ドルに換算している。親会社が連結ベースで決算を発表している場合、子会社である公開会社は調査対象外とした。

また、リストの作成にあたって採用したデータは全て、ブルームバーグなどが公表する企業の決算関連の情報など、入手可能なその他のデータを参照し、内容の正誤を再確認している。

文=Jonathan Ponciano、Sarah Hansen 編集=木内涼子

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