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(10'000 Hours/by Gettyimages)

「精神力の強化」という言葉を聞くと、あなたは何を思い浮かべるだろうか?多くの場合、動画に現れる風船を番号順に割ったり、格子状に並べられた文字の中に隠された言葉を探したり、あるいはコーチがロッカールームで選手に勝利を想像するよう怒鳴っている姿を思い浮かべたりすることで、知力を向上するとされるエクササイズを思い浮かべるだろう。

多くの人は、こうしたテクニックを使って認知能力ややる気を大きく向上させることができるが、考え方を進化させ、勝者の特徴を身につけたい場合、精神的な能力を高めることを考えなければならない。精神的な能力を高める技術を採用すれば自己肯定感を高めることができ、人生のさまざまな面で卓越した成果を収めることができる。

考え方は、パフォーマンスにおいて最も重要だが見逃されている側面の一つだ。精神能力分野の著名な専門家、ブライアン・カインは「意図的に精神の訓練を行なっていなければ、他者から与えられる考え方があなたの考え方になる。精神を訓練し、平凡なレベルからエリートのレベルになることは、太った状態から健康的な状態になるため体を訓練するのと同じだ。計画を持ち、それを守ることが大事」と述べた。

五輪のメダリストやサイ・ヤング賞、ハイズマン賞の受賞者らから指導を求められるカインは、最高のパフォーマンスを達成するためのシステムを作り上げた。考え方は一つの視点であり、自分自身や自分の置かれた状況、世界の見方でもある。困難に直面したときにどのような考えを持つかによって、どのような反応をするかが決まるのだ。

カインの手法では、現状と目標とする状態の差を埋めることを目指す。人生のいかなる側面でも、最高のパフォーマンスを達成するため重要な基本事項の一つは成長だ。まずは自分の考え方を認識し、それから努力する意思を持たなければならない。パフォーマンスを制御する前に、まずは考え方を制御しなければならないのだ。ここでは、凡人の考え方とエリートの考え方を比べる。カインは、エリートの考え方の特徴が勝者の強みを作り出すと考えている。

翻訳・編集=出田静

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