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マイクロソフトは近年、テクノロジー人材のハブとして注目度が高まるアフリカでの雇用を促進するため「アフリカ開発センター(ADC)」を立ち上げ、ケニアとナイジェリアに拠点を開設した。

同社はアフリカで、100人のフルタイムのエンジニアを2019年中に雇用しようとしており、2023年末までに500人を採用する計画だ。マイクロソフトはフィンテクやアグリテック(農業テクノロジー)、再生可能エネルギー分野でアフリカの人々が活躍することを期待している。

「ADCの試みは、これまでなかった当社のアフリカでのプロジェクトだ。顧客のニーズに耳を傾け、現地で生み出したイノベーションを世界に広げていく」と、マイクロソフトのバイスプレジデントのPhil Spencerはナイロビで語った。

「当社の現地パートナーや学術機関や政府、ソフトウェア開発者らと共に、社会にインパクトを与える試みを前進させていく」

ケニア大統領のウフル・ケニヤッタは、ナイロビの迎賓館でSpencerやマイクロソフトのメンバーらを歓迎した。「ケニアを、そしてアフリカを第2の故郷だと思ってほしい」と彼は述べた。

マイクロソフトは現地の大学とパートナーシップを結び、データサイエンスやAI(人工知能)、MR(複合現実)やアプリ開発などの次世代のデジタルスキルを学ぶカリキュラムを始動させる。同社によると、今回のADCのインフラや現地のエンジニア雇用に向けた出資は、5年間で1億ドル(約109億円)相当にのぼるという。

「地元の優れたエンジニアらを、最先端のテクノロジーの導入現場で雇用することは、ケニアやナイジェリアの人々に多くの利益をもたらす。彼らは母国の理想的な職場で働きながら、グローバルな知見を身につけられる」とマイクロソフトのバイスプレジデントのMichael Fortinは述べた。

マイクロソフトは今年3月にアフリカ大陸では初となる、Azureのデータセンターを南アフリカのケープタウンとヨハネスブルグに開設していた。

編集=上田裕資

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