世界初の培養エビを開発するシンガポール企業 5億円超を調達

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ショークはシードラウンドで調達した数百万ドルの資金を、さらなる研究開発やバイオプロセスの技術者を増やすことに投資する。同社は今後2~3年の間に生産を拡大し、世界中の消費者に商品提供することを見込んでいる。

ショークが、世界初となる細胞ベースのエビの身を使ったシューマイを披露したのは、グランド・ハイアット・シンガポールで3月29日に開催された「食品とサステナビリティの破壊サミット(DFSS)」だ。情報によると、シードラウンドでリードインベスターを務めたモンデ・ニッシンのヘンリー・ソエサントCEOは「味は非常に良く、とても将来性がある」と述べたようだ。

彼が最終的に投資ラウンドを率いることを決めたのであれば、それも想像に難くない。ショークが世間からも同様の評判を得て、近い将来その壮大な目標を達成できることを祈ろう。

翻訳・編集=出田静

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進化する「食」

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