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グーグルは5月7日から開催の開発者会議「Google I/O」に先立ち、ユーザーの個人情報を自動的に削除する機能の導入をアナウンスした。

グーグルサーチ担当のDavid Monseesと、マップ担当のMarlo McGriffらは公式ブログで、ユーザーからのリクエストに応え、プライバシーとセキュリティの管理に新機能を導入すると述べている。

「グーグルアカウントのアクティビティ管理画面では現在、ロケーション履歴やウェブとアプリのアクティビティ履歴の保存をオン・オフで切り替えることができ、データをマニュアル操作で削除することも可能だ。当社は今後、データの自動削除機能をここに加え、ユーザーがデータの保存期間を指定できるようにする」と公式ブログには記載された。

データの自動削除機能は今後の数週間で実装され、ユーザーはデータの保存期間を3カ月から18カ月の範囲で指定可能になる。現在もマニュアルでデータを削除することは可能だが、自動削除機能はこれまで導入されていなかった。

昨年8月にAP通信は、「グーグルはユーザーが位置情報の収集をオフにしても、そのユーザーの位置情報履歴を保存し続けている」と報道し、データの保存に対する関心が高まった。

ただし、この機能に特に関心を持たない利用者も多いだろう。インターネットの利用にあたっては、プライバシー保護を選ぶか、機能の利便性を選ぶかの二者択一を迫られる。位置情報やアプリの利用履歴はレストランのレコメンドなどに使用され、そのユーザーの好みに合う情報の表示に利用される。

つまり、位置情報を全く保存していないとレコメンドが受けられなくなり、利便性は大きく損なわれる。グーグルが期間を指定可能な自動削除機能を追加するのは、多くの人にとって喜ばしいことといえそうだ。

この機能を待ち望む人は、グーグルアカウントの「アクティビティ管理」にアクセスしてみることをお薦めする。データの自動削除機能は間もなく、このコーナーに追加される予定だ。

編集=上田裕資

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