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金融女子コスプレイヤーから見た「世界」

クールジャパンという言葉が生まれて久しいが、日本のカルチャーが外国人に対して完全に開かれているかと問われたら、未だ道半ばであると感じている人も多いだろう。

日本のアニメが多くの外国人にジャパニーズカルチャーとして受け入れられているのは言うまでもないが、彼ら外国人が日本を訪れた時にアニメを堪能しているかというと、必ずしもそうではない。

なぜなら、アニメ関連のライブチケットが海外在住の外国人にとって極めて入手困難であるという現状があるからだ。そこには、現状のライブチケット購入システムにまつわる問題が立ちはだかっている。

今回は、複雑なチケット購入制度が日本のクールジャパンを普及させる上で一つの妨げとなっている問題を取り上げたい。

ライブチケットに関しては、転売目的のブローカーによる高額転売問題がニュースにもなったことは記憶に新しい。現在、多くのチケット購入サイトは抽選制で予約を受け付けているが、その転売目的業者の存在により、チケットの予約に伴う登録システム自体が厳しくなっている。

世界を回ったコスプレイヤーとして、アニメ好きの外国人に2.5次元やアニメ・声優等のライブのチケット購入制度についてヒアリングすると、海外のアニメオタクたちからは、日本でのライブチケット購入は極めてハードルが高いという声が上がった。ここで、アニメ好きの外国人たちが不便に感じるポイントをいくつか紹介しよう。

日本の携帯番号がないと抽選申し込みさえ出来ない

現状、チケットの申込を行うウェブサイトの多くは、アカウント発行の際に日本の携帯番号によるSMS認証を要求しているところが多い。

これは悪質業者による複数アカウント獲得を防ぐためのものであろうが、これによって、アニメ好きの海外在住の外国人の多くが抽選に申し込みすらできない状態になる。

支払い方法が限られている

海外ではメジャーとなっているPayPalによる支払い。しかし、未だ日本では一般的ではない。

日本ではコンビニ支払いがメインであり、クレジットカード支払いにしても日本のVISAカードのみしか受け付けないサイトがあるのは不便だと指摘する外国人もいた。

日本のクレジットカードを発行するのは、日本に住んでおらず安定した相応の収入源を持たない外国人にとっては容易ではない。

文=Atsuko Sakai -Hikari Green-

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