日本とアメリカのきれいに対する意識に本質的な違いはない
━━UZUは今年の1月に日本に先駆けてアメリカでキャンペーンを始めました。アジアではなく、アメリカで展開したのはなぜでしょうか。
売り上げの拡大を目的とするのであれば、まずはアジアへ進出するのが定石だと思います。
しかし、喜ばせたい人が日本から世界に広がったいま、機能性だけでは通用しないと考えています。多様性にあふれているアメリカは、様々なニーズをもつユーザ ーの縮図ともいえる市場です。製品企画や開発にぴったりだと考え、アメリカをUZUのスタート地点に選びました。実際にアメリカのユーザーの反応を肌で感じてみて、日本とアメリカのきれいに対する意識に本質的な違いはないということに気づかされました。
メイクを楽しむ感覚や書きやすいという感覚は場所がどこであれ、本質的には同じなのだと思います。さまざまなニーズを持った喜ばせたい人たちが近くにいて、イメージしやすいアメリカからUZUはもうひとつ上のステージにいけると考えています。