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サンドイッチの具ように「間に挟まれた」世代の親たちが経済的なストレスを抱え、苦しいと感じるのは当然のことだ。一方、驚くべきことは、そうした「家庭内の力学」が子供たちにどれほどの影響を与えているかということだ。

サンドイッチ世代は、自分の子供と高齢の親のどちらの面倒も見なければならない年齢層を指す。米運用大手ティー・ロウ・プライス調査によれば、8~14歳の子供を持つ米国人の3分の1以上が、高齢になった親や親族の世話をしている。

さらに、そのうち68%が、介護する高齢者と同居している。子育てと介護という2つの役割を果たすことに伴う問題がどのようなものか、誰でも想像がつく(あるいは実際に経験している)だろう。

高齢者の介護にはお金がかかる。子育てをしながら介護をしている人の3分の1近くは、毎月3000ドル(約33万5000円)以上を介護のために支出している。その多くは、自分のクレジットカードを使ったり、老後・学費向けの貯蓄を振り向けたりしている。

家計への負担を実感しているのは、こうしたサンドイッチ世代の親たちだけではない。親が抱えるストレスの影響は、子供たちに「トリクルダウン」する。そして、お金の面でも長期的な悪影響を及ぼす。

親が高齢の家族の世話をしている子供の70%が、「もらったお金はすぐに使う」と答えた。親が介護をしていない場合、こう答えた子供は49%だった。また、「子供が小遣いを何に使っているのか全く分からない」と答えたのは、介護をしている親の62%、介護していない親の15%だった。

「子供がすぐに小遣いを使ってしまう」と回答したのは、介護している人の77%、介護していない人の41%だった。

編集=木内涼子

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