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リング型スマートデバイス「ORII」

急用の電話が入った時に、カバンから慌ててスマホを取り出す。あるいは、重要な連絡の通知を待っている際、常にスマホを片手に持ちスクリーンに目を張る。

おそらく、多くの人がこのような経験をしたことがあるだろう。しかし、こういった状況下では、物事への俊敏性や複数のタスクにおいて効率性に欠ける。

日々のスマホによる手間を省きたいと思う人も多いのではないだろうか。そんな方々に朗報である。これまでありきたりだった日常の面倒を劇的に軽減させる、そんな新奇的デバイスである「ORII(オリー)」が先日発売された。

最新型スマートデバイスはリング型

スタイリッシュなデザイン、そして最小限のサイズにこだわって生み出されたORIIは、Bluetoothによるスマートフォンとの連動により、指を耳にあてるだけで通話やメールを可能にする。

ORIIの最大の特徴は、なんといっても「スクリーンレス」であること。ORII専用のアプリを用いて、5色のLEDライトと4パターンのバイブレーションの中から組み合わせを設定する。すると、着信相手ごとにORIIがパターンを変えて通知するため、相手の区別が容易に。

スクリーンレスであることから、スマホに触れずに通話やメッセージができる。メッセージは受送信共に可能で、LINEやフェイスブックのメッセンジャーにも対応するというから実用的だ。

加えて、指輪のボタンをワンタップするだけでSiriやGoogleアシストといった音声アシスタントを用い、幅広いツールの利用も可能。これにより、従来のスマホを直接使用しなくても日々のタスクを効率的に行うことができる。

指を耳にあてるだけでスマホの代用になる画期的な効能の裏には、骨伝導技術の活用がある。

この技術は、デバイスから発信される電気信号を振動に変換させ、その振動を次は音に変えるものである。音の振動が頭蓋骨を通って耳に届くことにより音の感知が可能な上、質の高い音として伝わる。

こうした技術に加え、音漏れ防止を考慮した設計になっているため、通話上でのプライバシーに関する心配も不要だ。

地下鉄など騒音がある場所での通話も支障なく行うことができる。ノイズキャンセリングの技術をマイクに適用したことにより、クリアで雑音のない音の伝達が可能だからだ。



そして、極めつきには防水効果。常時リングを着用し、取り外しの面倒を取り除くことができる。

ORIIは、こうしたあらゆる技術を用い多方面から問題を取り除き、効率性と手軽さを徹底的に求めたデバイスである。

文=石原沙也

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