俳優ノーマン・リーダスが語った仕事のポリシー 「一生懸命やる、けど真剣になりすぎない」

ノーマン・リーダス

ゾンビがはびこる世界で、人間たちが時にぶつかりあいながらもサバイブしていく海外ドラマ『ウォーキング・デッド』で、一匹狼だが仲間思いなキャラクター、ダリル役を演じ一躍人気になったノーマン・リーダス。16歳の時に日本に住んでいた経験もある彼は、俳優業の傍ら写真家としても活動し、写真集も出版している。

そんなノーマン・リーダスは、趣味のバイクに乗り様々な場所を毎回異なるゲストと巡る番組『ライド with ノーマン・リーダス』に出演している。4月2日からは動画配信サービスHuluでシーズン2の独占配信が始まった。
 
日本でも人気を博する同番組のファンミーティングのため今回来日したノーマン・リーダス。インタビューでは、バイクでのロードトリップの魅力や『ウォーキング・デッド』撮影中の共演者の話、役者として意識していることを聞いた。

荷物は少なく、思いつきで旅を楽しむ
 

 (c)2017 AMC Film Holdings LLC. All rights reserved.

普段から世界中を旅しているんだけど、バイクでのロードトリップは普通の旅と違うね。風を直接肌で感じることができるし「自然」のサウンドも聞こえて、街全体を体で感じることができる。
 
『ライド with ノーマン・リーダス』では、西部劇のように"馬に乗ったカウボーイが現れ、いろんな街を自由に放浪する"っていうのを表現したいんだ。そのためのやり方として、ある程度プランは立てるけど、地元の人がオススメするスポットに行ってみたりしているよ。良い意味でゆるくやっているんだ。
 
あとは思いつきでもよく旅をするね。あそこに行ったことないな……と思ったら、じゃあ行ってみようって。”思い立ったが吉日”じゃないけど、少し違う旅の形も好きだね。
 
ちなみに旅をするときは、荷物はたくさん持ち歩かないようにしているよ。重い荷物を持たないよう、必要なものは現地調達する。そうすると旅行中は、身軽に身動きがとれるからね。
 
今回の来日中には東京・大阪・京都をバイクで巡ったよ。田舎の風景は美しくて最高だね。それと日本の人たちはとても優しくしてくれて、日本は僕にとって特別な国だよ。


(c)2017 AMC Film Holdings LLC. All rights reserved.
次ページ > 『ウォーキング・デッド』を支えた共演者のリーダーシップ

文=須貝直子

ForbesBrandVoice

人気記事