キャリア・教育

2019.05.04 08:00

面接でソフトスキルをアピールする方法

Olena Yakobchuk / Shutterstock.com

Olena Yakobchuk / Shutterstock.com

ソフトスキルは、あなたが採用されるか否かの決め手となり得る要素だ。面接では、ソフトスキルについて直接尋ねられることはなく、その見せ方はあなた次第となる。

その上での秘訣(ひけつ)は、面接での質問に答える際に、自分の持つソフトスキルについても語ることだ。単に結果を話すだけでなく「どのように」という点を説明できるかが大切だ。以下に、特に需要が高い7つのソフトスキルとその示し方を紹介する。

1. 忍耐力と献身

忍耐力と献身はあなたの労働倫理を表し、いずれも従業員として非常に貴重な資質だ。学べるものではなく、生来の資質としての側面が大きいスキルであることから、高く評価されている。実績や職務、志望理由について答える時、自分の忍耐力や献身的姿勢を強調すること。問題解決能力と忍耐力は表裏一体であるため、自分の問題解決能力について話す時も忍耐力をアピールできる。

2. 問題解決能力

問題解決能力は、面接全体を通じて簡単にアピールできる。特にいいタイミングは、過去の実績について話す時だ。「何をしたか」だけではなく、「どのようにしたか」を話すこと。最終結果に到達するまでのステップを説明しよう。成功のためにどう障害を乗り越えたか、問題が発生した時にどう解決法を見出したかについて話すといい。

3. チームワークと協調性

チームワークと協調性は、応募している職種にかかわらず重要だ。このスキルを示すには、自分がしたことについてばかり話すのではなく、チームとして何を達成したのかを説明すること。実績を話す時、どう同僚と協力したか、チームの一員としてどんな役割を果たしたかについて話そう。

4. 適応力

さまざまな状況に適応できる能力は仕事をする上で重要で、使用頻度が非常にソフトスキルだ。プロジェクトへの協力から、予期せぬ退職者が出た時まで、自分の通常業務の範囲を超えて働かなければいけない時は必ずある。このスキルを示す最適な機会は、前職の職務について話す時だ。日常業務の範囲を超えて働いた時のことや、助けを必要とする人に気づいた時にどう手を差し伸べたかを説明するといい。
次ページ > 独創性

編集=遠藤宗生

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事