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具体的には、車を通じた旅や暮らし、地域情報などを紹介する自社メディアを5月に開設。さらに、キャンピングカーのレンタル事業者や一般ユーザーの車を予約・貸し出すサービスを8月から提供する。

宮下は、「日本にあるキャンピングカーの大半は個人の所有物で、年間340日程度は車庫に眠っているのが実情。民泊と同じように、これをシェアすれば、所有者と利用者ともにメリットは大きい」と説明する。サービス開始に合わせ、まずは100台を配備する計画。将来的には、自社ブランドのオリジナルバンの提供も視野に入れる。

Carstayが目指すのは、日本初の「VAN LIFE(バンライフ)」プラットフォームだ。バンライフとは、車中泊だけでなく、車を住居風に改装して生活したり、仕事の作業場として利用したりするなど、車を通じた旅や暮らしによって人生を豊かにするという新しいライフスタイルだ。「日本ではまだ馴染みがないが、インスタグラムでハッシュタグ『VAN LIFE』と検索すると500万件近くがヒットするように、欧米諸国では近年ムーブメントになっている。これを日本に普及させたい」と宮下は話す。

日本人だけでなく、訪日外国人観光客も重要なターゲットに据えている。Carstayは、2人の外国人エンジニアを有し、訪日観光客の目線を取り入れたサービスとして開発。日本語に加え英語に対応している。

近年、訪日外国人観光客は、東京や大阪、京都などの主要都市や交通が整備された著名な観光地だけでなく、地方の過疎地域にまで足を運ぶケースが増えており、車を通じた自由度の高い移動や宿泊拠点の確保といったニーズは高まっている。とくに、「バンライフ」が定着している欧米からの訪日観光客では需要が期待できる。

Carstayでは、20年6月までに全国1000箇所の車中泊スポットを整備する計画。5年後には登録ユーザー数100万人を目標に掲げている。

文=眞鍋武

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