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全政権副大統領のジョー・バイデン(Photo by Alex Edelman/Getty Images)

オバマ米前政権で副大統領を務めたジョー・バイデンは、在任中の8年間に妻のジルと合わせ、約310万ドル(約3億4600万円)を稼いでいたことが分かった。

バイデンの納税記録をフォーブスが調査したところ、このうちおよそ半額は副大統領の給料だった(年収22万5000ドル)。また、夫の在任中、首都ワシントン郊外にあるノーザン・バージニア・コミュニティ・カレッジの英語学教授を務めていたジルの年収は、平均8万3000ドルだった。

8年間の夫妻の年金収入はおよそ26万ドル。その他の社会保障給付として受け取った金額は、約24万ドル。2009年に66歳で副大統領に就任したバイデンがそれ以前に受け取っていた社会保障給付金は、約6500ドルだった。

夫妻はまた、デラウェア州ウィルミントンに所有していた住宅から12万5000ドル以上を得ていたとみられる。この物件はシークレットサービスが賃借りしていたとされている。

また、ジルは2012年に大手出版社サイモン&シュスターから子供向けの「Don’t Forget, God Bless Our Troops」を出版。翌年には、書籍による収入が2万4400ドルに上ったと報告した。

夫妻は2013年、それまでで最多となる1万5300ドルを非営利団体の「United States Service Organization」寄付。2009~15年にはカトリック教会や筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の支援団体などに総額5万7723ドルを寄付した。

バイデン夫妻の寄付額は、およそ110万ドルを寄付したオバマ前大統領夫妻に遠く及ばない金額だ。だが、元大統領とファーストレディーは同じ期間に、推定1080万ドルを得ていた。

バイデン夫妻は2015年以降、納税申告書を公開していない。フォーブスは夫妻の2016年の所得がそれ以前と同水準であるとして、在任中の総収入を推計した。

もっと稼いでいた可能性も

バイデンは2020年の大統領への選出馬を検討中(近く出馬の意向を正式に表明する見通し)とされていることから、新たに納税記録を公開する可能性もある。

バイデンは2017年、ニューヨークに拠点を置く出版大手マクミランの一部門であるフラットアイアンと複数の書籍の出版について契約を結んでおり、同年には回想録「Promise Me, Dad: A Year of Hope, Hardship, and Purpose」を上梓した。

NPDブックスキャンのデータによると、同著はこれまでに販売部数が30万2000冊を超え、米紙ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストにも加わっている。また、5月にはジルの新著もフラットアイアンから刊行される予定だ。

夫妻は2017年6月、デラウェア州リホボスビーチにある住宅を270万ドルで購入した。地元の郡書記官事務所にこの物件に関する住宅ローンの記録がないため、夫妻が現金で購入したのかについて広報担当者にコメントを求めたが、回答は得られていない。

編集=木内涼子

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