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ゴディバがニューヨークのミッドタウンイーストにオープンした米国初となるカフェ(Photo by Cindy Ord/Getty Images for Godiva Chocolatier)

創業から93年になるベルギーの高級チョコレートメーカー、ゴディバは4月18日、ニューヨークのミッドタウンイーストに米国初となるカフェをオープンした。

商標登録を出願中のワッフルメーカーで作るクロワッサンサンド「Croiffle(クロワフェル)」のほか、カカオニブニブ入りのブラックティー、ゴディバのチョコレートのフレーバーに着想を得たクッキーなど、オリジナルのメニューや商品を提供する。

取材に応じたゴディバのアニー・ヤング・スクリブナー最高経営責任者(CEO)は、チョコレートの他にもさまざまな商品を提供することで同社は、より多くの場面で顧客の日常生活と関わっていきたい考えだと述べている。

ゴディバは過去5年間にアジアや中東、欧州で約50店のカフェを開設。ニューヨークのペンシルベニア駅には今年1月、ポップアップ・カフェを開いた。だが、同CEOによれば、新店舗は13カ月にわたって行った消費者調査の結果と、世界中の既存店から収集した情報に基づく新たなコンセプトとメニューを導入したものだ。広報担当によると、およそ85%が新しいメニューとなっている。


(Photo by Cindy Ord/Getty Images for Godiva Chocolatier)

ミッドタウンイーストのカフェは、ゴディバにとって重要な位置付けにある。この店舗をモデルとして、向こう6年間に世界各地におよそ2000店舗を開業する計画であるためだ。米国内では、400店舗の開設を目指す。

成長が続くカフェ事業と、スーパーマーケットや百貨店、その他の店舗で販売するチョコレートと関連商品により、同社は今後6年間で売上高を5倍に増やせると見込んでいる。

カフェ事業は同社の収益のおよそ3分の2を占めるという。また、ゴディバの商品を販売する店舗は現在、世界全体で800を数える。ただ、以前はスターバックスの経営幹部だったヤング・スクリブナーは、非公開会社である自社の財務状況の詳細は明らかにしなかった。

ゴディバは現在、トルコの食品最大手ユルドゥズ・ホールディングの傘下にある。米キャンベル・スープは2008年、同社を850万ドル(約9億5000万ドル)でユルドゥズに売却した。

編集=木内涼子

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