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スウェーデンで、コカインの使用と死亡事例が急増していることが、最近発表された調査結果により判明した。

スウェーデン国営放送のSVTが今月伝えた調査結果によると、同国では近年、依存性が非常に高い麻薬であるコカインの流通量が増え、価格は下がり、純度は向上。警察と税関によるコカイン押収量も増加している。

警察による麻薬摘発は2012年以降、ほぼ3倍に増加し、税関による発見数も同じく増加傾向にある。スウェーデン税関は2018年、485kgのコカインを押収。うち2件の事例では、一度にそれぞれ298kgと98kgが押収された。

コカインによる死者の増加

SVTはまた、コカインによる死者の増加も指摘している。スウェーデン法医学庁のデータによると、コカインによる死者は数年前には年に1人だったが、昨年は20人に上った。また、検視でのコカイン検出事例は2011年から10倍に増加している。死者数は比較的少数ではあるが、昨年秋にはコカイン関連の死亡事例に対する調査が開始された。

調査結果は、同国カルマルで行われた調査報道セミナーの一環として発表された。SVTは地方紙と協力し、スウェーデンでのコカインの使用状況をまとめた。その結果、麻薬関連の軽犯罪事件で陽性の検査結果が出た件数が全体的に増加し、コカインが検出される事例も増えていることが分かった。最も多く使用されている麻薬は大麻やアンフェタミンだが、2011年以降はコカインの使用割合も大幅に増えている。

スウェーデン法医学庁法律遺伝学・法律化学課のロベルト・クロンストランド研究開発戦略担当官はSVTに対し「コカインは少なくとも4倍に増えている。コカイン使用量が増えているということだ」と語った。「血液サンプルは改善しており、陽性件数増加はこれで説明できるかもしれないが、激増している理由にはならない」

警察も、コカイン検出急増の理由は検査方法ではないと考えている。ある警察情報官はSVTに対し、この調査結果はスウェーデン社会でコカインの使用が広がっていることを示す重要な指標だとの見解を示した。

この仮説を裏付ける証拠の一つに、死亡事例の変化が挙げられる。かつて、コカインによる死亡事例は全てパーティーなどの人々が集まる場に関連していたが、2018年に死亡した人は全員が自宅で見つかっていた。

編集=遠藤宗生

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