Forbes JAPAN Web編集部

(Photo by Rich Fury/Getty Images for iHeartMedia)

日本時間の4月13日から2週にわたり米国で開催されている「コーチェラ・フェスティバル2019」で多くのアーティストがパフォーマンスを披露する中、一際存在感を放った人物がいる。ラッパーのチャイルディッシュ・ガンビーノだ。

同フェスティバルの第1週目にヘッドライナーを務めたチャイルディッシュ。当日は多くの人が彼のライブに期待を膨らませているのを感じ取ったのか、「緊張している」と舞台上で一言漏らすも「This Is America」や、ユーチューブの再生回数が3億回超えの「Redbone」などを披露し会場を湧かせた。

「This is America (これがアメリカなんだ)
 Don’t catch you slippin’ now(ヘマしてるところを見つかるなよ)
 Look how I’m livin’ now(見ろよ、今の俺の暮らしを)
 Police be trippin’ now (警察は今だにイカれてる)」

舞台上では歌いながら、ダンサーから指で銃を向けられるようなパフォーマンスもあり、観客を圧倒した。


(Photo by Rich Fury/Getty Images for iHeartMedia)

この楽曲「This Is America」は、今年2月行われた第61回グラミー賞授賞式では主要2部門の「年間最優秀レコード賞」と「年間最優秀楽曲賞」を獲得。

この他「最優秀短編ミュージックビデオ賞」など計4部門を受賞し、大物ラッパーも成し遂げることが出来なかった快挙となった。

MVがきっかけで議論された米国の社会問題

「This Is America」のMVでは、アメリカでヘイトクライムが原因で起きた銃乱射事件を彷彿とさせるようなシーンで、現代社会の問題が黒人目線でリアルに表現されている。

チャイルディッシュ本人がMVの意味を具体的に明言していないため、世界中でMVの予測や分析がされた。女優のウーピー・ゴールドバーグや、俳優のマイケル・B・ジョーダンなど多くのセレブもこのMVがきっかけでアメリカの社会問題について提言している。

文=須貝直子

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