ビジネス

2019.04.19

日本の医師の1割を会員にした、地道で泥臭い努力|メドピア 石見陽

メドピア代表取締役社長 石見陽




クライアントが受ける印象として会員が二桁万人いるとインパクトが大きく違うため、会員数10万人までは最短で目指してきました。その目標を突破した後は、数というよりも会員をいかにアクティブにできるかに注力してきました。

──振り返ってみて「1から100」に事業を成長させるために必要なことは何でしょうか?

やはり市場の「規模」と「成長スピード」は避けて通れないと思います。

私の主戦場である医療業界は課題が山ほどあり、かつIT化が遅れているので、市場ポテンシャルは非常に大きい。さらに参入時期も比較的早かったので、成長するための時間もある。加えて、これは事業立ち上げ後から気づいたことですが、医療業界の他企業とも事業領域が被っておらず、弊社の市場内でのポジショニングも良かった。

そうした市場の要素が重なって、メドピアの事業も急成長していけたと思っています。

連載 : 起業家たちの「頭の中」
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文=下平将人 提供元=Venture Navi powered by ドリームインキュベータ

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