ビヨンセのドキュメンタリー映画、ネットフリックスで配信開始

Photo by Larry Busacca/Getty Images for Coachella

Photo by Larry Busacca/Getty Images for Coachella

昨年のコーチェラ・フェスティバルを熱狂させたビヨンセのパフォーマンスが、ドキュメンタリー映画化され、ネットフリックスで楽しめるようになった。

ビヨンセは昨年4月中旬の「コーチェラ・フェスティバル2018」で、夫のジェイZとの競演や大勢のダンサーを率いた壮大なセット披露した。「かつてない黒人文化の祝祭」(NBC)とメディアで絶賛されたそのステージは、ユーチューブでライブ配信され、約4300万人が視聴していた。


そのショーの模様を収録したネットフリックスのオリジナル作品「HOMECOMING ビヨンセ・ライブ作品」の配信が、4月17日からスタートした。2時間17分に及ぶこの作品は、ライブの模様だけでなくステージに向けて準備をするビヨンセの姿も捉えており、夫ジェイ・Zや子供たちのとのふれあいなど、彼女のプライベートも垣間見れる内容となっている。

また、ビヨンセ自身へのインタビューもふんだんに盛り込まれ、コーチェラで黒人女性初のヘッドライナーに抜擢された彼女の文化的ルーツにも迫る作品となっている。

既に多くのビヨンセファンがこの作品を視聴したが、映画の配信と同時に新作アルバムの「HOMECOMING」も発表された。40曲を収録したこのアルバムは、ビヨンセのコーチェラでの2時間に及ぶパフォーマンスがフルで楽しめる。「Single Ladies」「7/11」「Diva」「Formation」といったヒット曲をはじめ、Jay-Zと共演した「Deja Vu」なども収められている。

「HOMECOMING」は、ビヨンセが昨年Jay-Zと共にThe Carters名義でリリースした「Everything Is Love」以降で初めてのアルバムとなる。彼女が自身の名義でフルアルバムをリリースするのは2016年の「Lemonade」以来だ。また、ビヨンセがライブ・アルバムを発表するのは、約10年ぶりのことだ。

ビヨンセのコーチェラでのライブは、多くの人から歴史に残るパフォーマンスとして評価されている。映画とアルバムの両方を通じて彼女のライブにふれることで、ビヨンセの音楽に対する理解が深まるはずだ。

編集=上田裕資

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