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I write about the future of books and the business of storytelling.

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このところ音声コンテンツへの注目が高まっている。スポティファイはポッドキャストネットワークの「Gimlet Media」とポッドキャスト向けのツールを提供する「Anchor」を買収した。さらに、ポッドキャスト界のネットフリックスを目指す「Luminary」も4月中に本格サービスを始動させようとしている。

消費者の間の音声コンテンツへの関心の高まりは、楽天が運営する「Rakuten OverDrive」の調査でも明らかになった。同社によると、本好きの3人に1人が昨年、最低1冊のオーディオブックを楽しんだという。彼らの多くは料理やドライブなどの合間に、オーディオブックをながら聴きしたという。

オーディオブックの利点は、他の作業をしながら楽しめる点にある。ダウンロードで入手できるオーディオブックは、利便性の点で紙の書籍を上回る。

Rakuten OverDriveによると、米国の成人は週あたり1時間から7時間を読書に費やしているという。ただし、オーディオブックを利用する比率はX世代やベビーブーマー世代の間では24%にとどまっている。しかし、この比率はミレニアル世代やZ世代においては、48%に達していた。

テクノロジーの進歩につれて、人々は読書においても様々なオプションを利用するようになる。若い世代でオーディオブックの利用率が高い背景には、彼らがマルチタスクを好む傾向があるからだ。

「オーディオブックを好む人たちは、スマートフォンなどを通じて暮らしの合間に読書を楽しめる点を気に入っている」とRakuten OverDriveの報告は指摘した。

「デジタルの読書は場所を問わず、最新のコンテンツを楽しめる。ただし、紙の書籍の人気も依然として高い。OverDriveの調査では、紙の書籍や電子書籍を好む人の多くが、オーディオブックを併用していることが明らかになった」

さらに、米国ではオーディオブックの利用者の3分の1が、図書館からオーディオブックを借りた経験を持つことも明らかになった。また、紙の書籍の人気が依然として高いことも指摘しておきたい。調査対象者の68%が昨年、紙の書籍を読んだと回答した。さらに電子書籍で読書を楽しんだ人の割合も、42%に達していた。

翻訳・編集=上田裕資

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