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Forbes JAPAN Web編集部

kemio(写真=小田駿一)

ユーチューブやSNSで唯一無二の存在感を放つインフルエンサーのkemio。高校3年生の時に6秒動画を投稿する「Vine」の投稿で話題になり、20歳のときに単身渡米。23歳になった現在は、ロサンゼルスを拠点にモデルやユーチューバーとして活動し、4月18日に初めての書籍『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』(KADOKAWA)を刊行したばかりだ。

ツイッターで110万人超、インスタグラムで75万人超のフォロワーを持つkemioは、なぜそんなにも人を惹きつけることができるのか。

動画で見せるあっけらかんとした明るいイメージとはうらはらに、「もともとは自信がないタイプ。コンプレックスも1億個どころか無量大数」と語る彼に、自分の好きなことを折れずに続けながら、ハッピーに生きるための秘訣を聞いた。

「才能」なんて言葉は存在しなくていいと思ってる

「インフルエンサー」なんて言ってもらえる僕ですけど、「自分らしさ」とか「強み」なんて、正直ぜんぜんわからないです。「それってkemioっぽいね」とか、「kemioくんは言葉が武器だよね」とか人に言われて、そうかなと思うくらい。僕は毎日好きなことをシェアハピしているだけなので、正直自分でも「何をインフルエンスしているんだろう」って思うときがあります。

タレントさんのなかには、本名の自分と芸名のキャラクターを使い分ける人がいると聞くけれど、僕はぜんぜん境目なし。嫌だったら友達の前でも泣くし、僕の本名を知らない子と遊んでも、気持ち悪くなったら普通に嘔吐とか見せちゃうし(笑)。自分を出すことにいっさい制限はかけていません。

それを「才能」という言葉を使う人もいるけれど、僕はそんな言葉存在しなくていいと思ってる。自分に才能があると思ったこともないですね。

「努力」も、努力って思うとつらくなるから、思わないようにしています。努力の裏側には、「人に褒められたい」「よくやってるねと言われたい」という願望が潜んでいて、価値の基準が自分じゃなくて他人になってしまう。それだと、誰かに「すごいね」って言われなくなった時に超つらくないですか? 

だから僕は、何かをしたり、誰かに何かしてあげようとするときには、「ハッピーになりたいからやろう」って思うようにしています。そうすれば、相手が予想外の反応をしたり、意外な展開になっても、「ああ、オッケー」ってなれるから。

フォロワーが何万人いても、僕超普通ですよ。1人が好きだし、アメリカにいる時は病んでるし(笑)。ただ、たくさん挑戦することで、「自分ってこういうところが弱いんだ」とか「ここまで1人でできるんだ」とか、自分を捜索できたことが大きかった。AirPodsつけてウイスキーを飲んで「病んでる私」にかぶれつつ、1人の時間を大切にしています。

構成=松崎美和子 写真=小田駿一

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