I cover smart freelancing, the gig economy and remote work.

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労働者と企業はさまざまな理由から、単発や短期の仕事(ギグ)を基盤とした「ギグエコノミー」を活用している。フリーランサーと企業はどちらも、タスク・ラビット(Task Rabbit)やファイバー(Fiverr)などのサイトや従来型の手段を通し、一時的な契約型の仕事が持つ自由と柔軟性を享受しているのだ。

これは素晴らしいことだが、ギグ労働者は雇用型の仕事からフリーランスへと移行することで多くの課題に直面する。一定の収入を維持するにはどうすればよいのか? 成功の鍵は、十分な仕事を確保することだ。

そのためには、発想を転換し、仕事を依頼する側の視点からギグエコノミーの採用プロセスについて学ぶことが効果的だ。そうすれば相手が何を求めているのか、どのようにして自分を理想的な候補者としてアピールするかをより深く理解することができる。まずは次の4つのコツを頭に入れておこう。

1. 企業は既に知っている人材を優先する

季節性あるいは臨時の仕事であっても、採用では関係性が重要だ。長期契約や繰り返しの契約の場合、多くの企業はまず自社のネットワークを確認する。既につながりがある人や、友人の友人、従業員の知り合いや、ソーシャルメディア上でのつながりなどだ。たとえ短期の仕事であっても、一緒に働く人との関係を構築することが重要な理由はここにある。

顧客や一時的な雇用主との間のコミュニケーションが、単なる実務的なものにならないようにすること。ソーシャルメディアでつながったり、電子メールを送って自分の仕事についてのフィードバックを求めたりすれば、評価と関係を構築し、また一緒に働きたいと思わせることができる。

2. 仕事期間については双方の正直さが大事

フリーランサーやギグ労働者にとって、仕事に合意した後でプロジェクトが当初の話より早く終了することを告げられることはもどかしい。

デロイト・コンサルティングのマネジングディレクター、リサ・ディセルカンプは、季節労働者が予測可能かつ安定したスケジュールを求めていること、ニーズに基づいた適切な量の労働時間を毎月確保したいと考えていることを、人事責任者は理解する必要があると指摘している。季節労働者、さらには一部のフルタイム従業員でさえも、収入を増やすため労働時間を増やしたがる傾向にある。

企業側ではこの需要に応えるための取り組みが既に進められているが、ギグワーカーの方でも期待に応える努力をしなければならない。契約従業員が手を広げ過ぎ、約束した時間を割けなかったり、他の仕事のために今の仕事を早めに打ち切ったりしてしまうと、企業の方には悪影響が生じるからだ。

人工芝導入サービスを提供する英企業ニュー・ローン(New Lawn)は、請負業者に高い時給を出す引き換えに、仕事の空き状況について正直に申告することを求めている。同社の仕事は一時的で季節性であることが多いため、契約条件についてはできる限り率直に伝えるようにしており、その見返りとして、自社と同じ正直さを持つ業者を優先している。

編集=遠藤宗生

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