お金についてカップルが交わすべき6つの「誓いの言葉」

aslysun / shutterstock.com

予算を立てることや、貯蓄の目標について相談することは、ロマンチックには思えないかもしれない。だが、定期的に話し合うべき重要な問題だ。

あなたも財産を築き、より豊かなライフスタイルを手に入れたいと思っているだろう。そして、その過程で落とし穴に陥ることは避けたいと願っているに違いない。カップルが将来に向けてお金に関して正しい方向に進んでいくためには、次の6つのことをお互いに(改めて)誓い合う必要があるだろう。

1. 「退職後に向けての貯蓄と計画を優先事項とします」

退職後に向け、共通のビジョンを持つことが重要だ。どちらも勤務先を通じて企業型確定拠出年金などに加入できるのであれば、それを利用するべきだろう。

これは将来のための貯蓄であり、お互いにどのくらいの拠出をしているのか知っておく必要がある。それは、相手について詮索することではない。パートナーがどれだけ準備しているかは、あなたの退職後の問題でもある。

2. 「お金に関する目標を共有し、合意した方法で達成を目指します」

ここで重要なのは、二人がどのように協力していくかということだ。例えば、一方に借金があったとする。世帯として立てるべき計画は、支出の削減などになるだろう。その他の目標に影響を及ぼすことがないよう、返済については期限を定めた目標を立てるべきだ。

それで返済が簡単になるということではない。だが、仮に一方が節約家でもう一方が浪費家だったとすれば、お互いに妥協できるところを見つけることは重要だ。使い過ぎを避けるために、自動積立で貯金をしていくのも良い方法かもしれない。

3. 「お金に関する秘密を持ちません」

お金の使い方や信用スコア、借金については秘密にせず、率直に伝えておくことだ。お金に関して相手にどのような習慣があり、どのような状況にあるかを理解しておくことは、家計に関する計画を立てる際に役立つことだ。

また、へそくりはしないこと。ただ、それが記念日のサプライズのためのものであれば(そして予算オーバーになるような計画でなければ)、もちろん別の話だ。

4. 「それぞれのもの、共有のものをどちらも大切にします」

口座を共通のものにするか、個別に持っておくかはその世帯次第だ。自分たちに合う方法を選べばいいだろう。どちらを選択するにしても、必要なのは世帯として決断を下すこと、目標を共有することだ。

ただし、借金はどちらか一方のもののままにしておいた方がいい。もう一方のクレジットカードなどは、現在の信用状態を維持しておくべきだ。必要であれば連帯債務で融資を受けてもいいと考えられるのは、住宅ローンだけだ。
次ページ > 「富めるときも貧しいときも」必要なのは─

編集=木内涼子

ForbesBrandVoice

人気記事