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フォーブス ジャパン ウェブ編集部 エディター


そして「1500円以上配送料無料」

──その後2002年には、「1500円以上配送料無料」が始まった。

アマゾンジャパンのローンチ、つまり、それまで影も形もなかった「https://www.amazon.co.jp/」のURL自体が有効になった2000年の翌年からは、「本」以外のストアも次々にオープンした。

2004年9月のある日のamazon.co.jpのページ。「1500円以上配送料無料」のバナーのほか、「本」、「洋書」、「DVD」、「ソフトウェア」、「TVゲーム」、「ギフト」のタブが見える。

2001年には「音楽」「DVD」「ビデオ」「ソフトウェア」「TVゲーム」ストアが開店。そしてその後も、2003年には「エレクトロニクス」「ホーム&キッチン」、2004年には「おもちゃ&ホビー」、2005年には「スポーツ」(現「スポーツ&アウトドア」)、2006年には「ヘルス&ビューティー」2007年も、3月に「時計」、6月に「ベビー&マタニティ」、10月には「アパレル&シューズ」。まさに旺盛な「プロダクト・エクスパンジョン」の時代。買える商品を増やしていく、というフェイズに入ったのだ。

そして、2007年にローンチした中で、忘れてならないのがアマゾン・プライムだ。

以降、今年まで変えられることがなかった、プライム会員会費。今回の値上げの報に接して記憶は瞬時にさかのぼり、筆者は「配送料500円」の昔に引き戻された。そして蘇ったのは18年前、あの「Monkey」の部屋での挙手投票の風景。当時手を挙げさせられた40名ほどの仲間たち1人1人の顔も、入れ替わり脳裏に浮かんだ。

さて「1000円」の値上げ幅は今回、一体どうやって決められたのか? ──まさか「挙手」ではないだろうけれど。

文=石井節子

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