マドンナの新アルバムは「Madame X」 Xの意味は?

Mike Coppola/VMN18 / by Gettyimages

ここ数カ月にわたり新作の発売をほのめかしていたマドンナが、ついにその作品のタイトルを発表した。マドンナはSNSの投稿を通じ、楽曲の一部を公開し、作品のテーマを披露した。

4月14日、マドンナは新アルバムのタイトルを「Madame X」とすることを、インスタグラムとツイッターで公開した。発売日についてはふれていないが、Xが意味するのは仮想のキャラクターや、マドンナ自身を投影した第二の自我とみられる。

マドンナによるとXは、秘密のエージェントであり、世界を飛び回り、アイデンティティを自在に変え、自由のために戦い、闇の世界に光をもたらすという。彼女は他にも、Xのキャラクターに当てはまる対象をリスト化しており、そこには「チャチャ(ラテン系ダンス)のインストラクター」や「大学教授」「国家元首」「家政婦」「騎手」「受刑者」「学生」「キャバレーの歌手」「聖人」「売春婦」などが含まれる。

これらのリストは4月13日の投稿に掲載され、その翌日にマドンナは新作のタイトルが「Madame X」になると述べ、楽曲の動画の一部を公開した。彼女はこれに先立ち、インスタグラムの数百万人のフォロワーに向けて、組み合わせるとXの文字になる一連の写真を何の説明も加えずに投稿していた。

「Madame X」の発売は今年の年内になると見られている。マドンナは2018年に新作アルバムの発売を予定していたが、それは実現しなかった。今回の動きから考えて、少なくとも先行シングルの発売が直近に迫っているようだ。

アルバム「Madame X」はマドンナにとって14枚目のスタジオアルバムになり、2015年の「Rebel Heart」以来で初のアルバムになる。

編集=上田裕資

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