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しかし、熱い飲み物を定期的に飲むことと食道がんになるリスクの高まりの関連性を示す調査はこれが初めてではない。

原因は、熱い飲み物が食道の内膜を損傷させることにあるかもしれない。内膜の損傷と治癒を長年にわたり繰り返すことで、がんが発生している可能性がある。もちろん、こうした損傷が起きる原因は飲み物の熱さではなく、その他の要素かもしれない。とても熱い茶、コーヒー、湯、ソーダを定期的に飲めば同じ結果になるだろうか? こうした点を明らかにするにはより詳細な調査が必要ではあるが、国際がん研究機関(IARC)は2016年、65度以上のとても熱い飲み物を発がん物質として分類した。

非常に熱い飲み物をカップに注いだ場合は、飲む前に少し冷ました方がよいかもしれない。食道は指や腕とは違い、非常に熱いものと接触しても同じような痛みを感じることができない。ただし、痛みを感じないからといって全く損傷がないわけではない。

飲む前にまずは容器の温度を確認し、次に飲み物の熱さを指で確認しよう。熱過ぎて容器を触れない場合は飲み物もおそらく同じだ。また、指を飲み物に入れたときに熱過ぎるようであれば、体の他の部分でも同じだ。指で触れたときに大丈夫であれば、飲む前に注意して唇や舌で試そう。体の他の部分に触れて熱いと感じるようであれば、おそらく食道にとっても熱過ぎるはずだ。

翻訳・編集=出田静

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