この格言のように、わずかな工夫からビジネスライフがより豊かになるアイテムを本連載では紹介する。第2回は「Valextra(ヴァレクストラ)」のコンパクト パース。
現金を持ち歩かない人が増えてきた。
電車の改札も、コンビニでの支払いもスマホをかざすだけ。特別な予定がない限り、財布がなくても1日を過ごすこともできるだろう。電子マネーは、私たちの「お金」を大きく変えた。
電子マネーの普及に伴い、財布のサイズダウンも進んだ。世界のファッションブランドのラインナップを見ても、財布は明らかに小さくなっている。
年度始めに財布を新調するなら、極限まで機能を削ったものがいいだろう。例えば、レザーアイテムをメインに揃えるイタリアブランド「ヴァレクストラ」のコンパクト パース。
フロントにあるのは、あまり多くの小銭は入らないコインケース。開くとそこにあるのは、お札と3枚のカードが入るスペースだけ。たくさんのカードを入れるスペースはない。これまでの財布から移行する際には、カードの断捨離が必要だ。
使ってわかるのが、財布が小さくて不便することはほとんどないということ。ポイントカードをアプリに移行している企業も多く、毎日持ち歩くべきカードは少ない。そして余分なスペースがないと、不要なレシートが溜まることもなくなる。
「キャッシュレス推進は、実店舗等の無人化省力化、不透明な現金資産の見える化、流動性向上と、不透明な現金流通の抑止による税収向上につながると共に、さらには支払データの利活用による消費の利便性向上や消費の活性化等、国力強化につながる様々なメリットが期待される」
2018年4月に経済産業省が策定した「キャッシュレス・ビジョン」に書かれたメリットはもちろん、財布が小さくなればバッグも小さくなる。すると、春の装いも身軽になるだろう。財布に限っていえば、小は大を兼ねるのだ。
Valextraの「コンパクト パース」
価格:8万4240 円(税別)
お問い合わせ先:03-3401-8017