ライフスタイル

2019.04.11 18:00

誰にとっても乗りやすいピープルズカー、フォルクスワーゲンのゴルフ──Volkswagen Golf Variant TSI Highline Tech Edition

フォルクスワーゲン ゴルフ

フォルクスワーゲン ゴルフ

歴史を紐解けば、1938年発表のフォルクスワーゲン・タイプ1(設計はフェルディナンド・ポルシェ)以来、フォルクスワーゲンというメーカーが国民車を開発する企業であったというストーリーは枚挙に暇がない。

そして近年ではシンプルなデザインと丁寧なディテールの仕上げにより、控えめで高級感のある知的なクルマのイメージが浸透しつつある。

そんなフォルクスワーゲンのイメージを具現化してきた名車が、このゴルフだ。

ジウジアーロがスタイリングを手がけた74年登場の初代ゴルフからモデルチェンジごとに改良を重ねてきたが、その本質は確かな基本性能の高さにある。そのハッチバックは、スムーズな加速、キビキビと走れる反応のいいステアリング、高剛性のボディーがもたらす乗り心地の良さという点で、ドライバーを魅了してきた。

さらに、2012年に登場した7代目では、新開発のモジュールプラットフォームである「MQB」を採用したことで、先進の安全装備や運転支援装備の民主化を実現したのだ。

現在ではゴルフにはさまざまなバリエーションが存在する。ステーションワゴンタイプでレジャーにも活用しやすいVariant、プラグインハイブリッド車のGTE、電気自動車e-Golf、ハイパフォーマンスでスポーティーな走りを堪能できるGTI、最大出力310馬力でフルタイム4WDを搭載した究極のスポーツモデルであるRなど。

幅広いライフスタイルに対応してきたゴルフだからこそのキャパシティを裏付けるということもできるだろう。

18年11月にラインナップに加わった、最先端技術を集約した特別仕様モデルが、「Tech Edition」シリーズだ。導入後約2カ月で約1400台を受注するほど人気のこちらは、高解像度大型ディスプレイによるデジタルメーターを初採用。ほか、17インチアルミホイールなど、オプションとして人気の高かった数々の装備を標準で搭載。

未来のクルマのあるべき姿を志向し、進化を続けるゴルフ。フットワーク軽くわれわれの暮らしに寄り添い続ける。



Volkswagen Golf Variant TSI Highline Tech Edition

駆動形式:FF
全長:4575mm
全幅:1800mm
全高:1485mm
最高出力:103kW(140PS)/4500-6000rpm
価格:316万9000円(車両本体価格・税込み)
問い合わせ:フォルクスワーゲン カスタマーセンター 0120-993-199

text by Tsuzumi Aoyama | photograph by Tsukuru Asada (secession)

タグ:

連載

クルマの名鑑

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事