採用面接で避けるべき2つの失敗

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話す量が少な過ぎる場合

話す量が少な過ぎて短く答えてしまっている場合、熱意や自信がない、あるいは閉鎖的で控えめだという印象を与えてしまいかねない。面接をするそもそもの目的は、あなたがその仕事に対して適切な候補者かどうかを、人材を必要としている管理職が見極めることだ。質問に1、2文で答えているようであれば、管理職があなたやあなたの能力について知るための手助けはできない。

緊張しているときに口数が少なくなりがちな人は、面接のための準備時間を多めに取ろう。より自信が持てるようになるまで、友人を相手に、あるいは自分の声を録音して質問に答える練習をする。2回目に答えるときは、最初に答えたときよりも倍長く話すよう練習しよう。最初に答えたとき2文で答えた場合、2回目は4つか5つの文で答えることを目指す。答えに詳細な説明を加えれば、楽にこの点を達成できる。

面接で口数が少な過ぎる場合、自分について話すことに居心地の悪さや不自然な感覚を持っていることが原因であるケースが多い。しかし、採用面接は控えめになる場ではない。面接をオーディションのように捉え、自分がまるで役者であるかのように考えること。

面接での時間の使い方に注意を払い、1つの質問に長々と答えた場合は他の質問への答えを短めにする。逆に質問への答えを早く終え過ぎている場合、その後の答えは全て詳細に述べるようにする。2つの間のバランスを取ることが鍵だということを忘れないようにしよう。

翻訳・編集=出田静

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