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香港本拠のアクティビティ特化型の旅行サービス「Klook(クルック)」が、ソフトバンク・ビジョン・ファンドが主導するシリーズD+資金調達ラウンドで2億2500万ドル(約250億円)を調達した。

創業5年の同社は、直近で2億ドルをセコイア・キャピタル・チャイナやマトリックス・パートナーズ、TCV、イスラエルのOurCrowdらから調達しており、今回のシリーズDの調達総額は4億2500万ドルに達した。

「旅行アクティビティのためのワンストップショップ」をコンセプトに事業を拡大してきたKlookは、航空券や宿の予約は提供せず、旅先のアクティビティのみに特化している点が特徴だ。

Klookでは世界270ヶ所の10万以上のアクティビティの予約が可能で、人気スポットランキングには「東京ディズニーランド」や、新宿の「ロボットレストラン」なども掲載されている。

同社は2020年の東京オリンピックを控える日本を重要拠点と見据えており、ソフトバンクからの資金を今後の事業拡大に注いでいく。同社の累計資金調達額は5億2100万ドルに到達した。

Klookはモバイルファースト戦略を展開し、2018年のモバイル経由の予約数は3倍に増加し、予約件数全体の75%以上を占めるまでに成長した。共同創業者でCOOの王志豪(エリック・ノック・ファー)は、Klookが近年の中国のトレンドである、一つのアプリ内にサービスを統合したスーパーアプリ型のサービスだと述べた。

イスラエルのOurCrowdにとってKlookは、初のアジアの投資先企業だという。OurCrowdでアジア部門を担当するDenes Banによると、Klookの評価額は既に10億ドルを突破している。

Klookは2017年に実施したシリーズC資金調達で、6000万ドルをセコイアや、マトリックス、ゴールドマン・サックス、OurCrowdらから調達していた。

編集=上田裕資

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