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Photographer: Mark Kauzlarich/Bloomberg via Getty Images

昨年12月にマイクロソフトは、グーグルのChromeと同じコードであるChromiumを用いて、同社のブラウザ「Microsoft Edge」を根本から作り直すと宣言し、世間を驚かせた。

これは非常に興味深い動きだが、マイクロソフトは4月8日、ChromiumベースのEdgeブラウザの初のプレビュー版をリリースした。新たなEdgeブラウザはまだ開発段階だが、マイクロソフトはこのプロダクトの公開テストを開始した。

興味のある人はMicrosoft Edge Insiderサイトからダウンロードすることができる。現在、カナリー・ビルドとデベロッパー・ビルドがあり、対応OSはWindows 10となっている。

どちらのバージョンも不安定な初期ビルドであり、デフォルトのブラウザとして使用するのには適さない。カナリー・ビルドは不安定な初期ビルドだが、毎日更新となっている。一方で、デベロッパー・ビルドは社内テストを経たもので、トラブルが少なく毎週更新される。

Edgeの最新機能がつめこまれたのがカナリーだが、このバージョンはクラッシュなどが頻繁に起こる可能性もある。

新たなEdgeブラウザに期待できるのは、グーグルのChromeとオリジナルのEdgeブラウザの長所を兼ね備えることだ。筆者がごく短い間ではあるが、新たなEdgeブラウザを使用してみたところ、サイトの読み込みが速い点を実感できた。Chromeブラウザの基盤となるコードのChromiumはその威力を発揮しつつある。

また、新型EdgeブラウザではChromeの拡張機能も利用可能になる。

マイクロソフトは新型Edgeブラウザに、新たなセキュリティ機能も搭載した。訪問したサイトが許可なくウェブカムやマイクにアクセスしようとすると、アラートを発信する。Chromeと同様に複数のプロフィールを設定したり、デバイスをまたいで同じプロフィールを使うことも可能だ。

現状では新型Edgeのテスト版はWindows 10のみに対応しているが、Windows 8やWindows 7、さらにmacOS 向けも間もなく公開されるという。

編集=上田裕資

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