Forbes JAPAN Web編集部


キャンペーン期間外に獲得したユーザーが高ロイヤルティ

第一弾キャンペーン期間中にインストールしたPayPayユーザー(「期間中」の青線)のアプリ起動回数は、2019年1月〜2月で1日平均1.60回。キャンペーン期間外にPayPayを使い始めたユーザー(「期間外」のオレンジ線)の1日平均起動回数1.71回に比べ、やや少ない。

日次でみても「期間中」ユーザーの起動回数が「期間外」ユーザーを上回った日はごくわずかだった。


PayPayアプリユーザーの1日の平均起動回数(インストール時期別)。「期間中」は2018年12月4日〜13日に、「期間外」はそれ以外の時期にインストールしたユーザー

2週間単位の平均値(14区間移動平均)でも、「期間外」ユーザーの起動回数が「期間中」を上回っている。一挙に541万ユーザーを獲得した第一弾キャンペーンだったが、キャンペーン外で得たユーザーの方がロイヤルティは高い。

この調査では、PayPayが国内のスマホ決済市場全体を牽引している実態が明らかになった。一方、LINE Payとメルペイは業務提携を発表し、2019年初夏を目処に両社の加盟店が相互開放され、市場での競争はさらに激化しそうだ。

各社のマーケティング戦略が消費者のキャッシュレス決済にどのような変化をもたらすのか。今後の動向にも注目していきたい。

文=須貝直子

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