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サンフランシスコで行われた、バイトンCEOによる発表での様子(Photo by Kimberly White/Getty Images for TechCrunch)

中国のEV(電気自動車)業界では、昨年ニューヨーク市場に上場した「NIO」を筆頭に、様々な企業が台頭をはじめている。

関係筋の間では、NIOに続く中国のEVメーカーとして、アリババが出資する「Xpeng(シャオペン、小鵬汽車)」や、元テスラの上級幹部らが立ち上げた「Lucid(ルシッド)」、ゲーム業界の老舗のThe9 Limited(第九城市)が最大6億ドル(約665億円)を出資すると宣言した「ファラデー・フューチャー」などの名があがっている。

そんな中、今年のCESで48インチの巨大ディスプレイ搭載の、豪華版SUVのコンセプトカー「M-Byte」を披露して注目を浴びたのが、「Byton(バイトン)」だ。同社はBMW出身のメンバーらが創業した企業で、南京市やFAWグループ、バッテリーメーカーのCATLの出資も受けている。

M-Byteの価格は4万5000ドルからという。バイトンは先日、この車両のテストをモンゴル内陸部の寒冷地で実施したとアナウンスした。

同社によると、M-Byteは寒冷地での耐久性テストや動力を担うパワートレインの性能試験、エアコンの動作テストを無事通過した。バイトンは今後、このモデルのテストを北米でも実施するという。

バイトンCEOのDaniel Kirchertは声明で「当社のプレミアムEV車両の開発スケジュールは順調に進んでいる。2019年後半から生産を開始する」と述べた。

2018年11月のロサンゼルスモーターショーで、バイトンはM-Byteの乗車体験デモを披露し、後継モデルのセダン型車両K-Byteのコンセプトを披露した。同社の共同創業者のCarsten Breitfeld は筆者の取材にM-ByteとK-Byteはパーツの多くを共有しているため、それほど時期を空けずに2車種を市場に投入できると話していた。

バイトンの幹部らは中国や欧州、米国の自動車メーカー出身で、まずは中国でEVを発売するが、その後は米国や欧州に市場を広げていく計画だ。

編集=上田裕資

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