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イタリアの食品会社フェレロは、チョコスプレットのnutella(ヌテラ)やフレッシュミントのTic Tacなどで有名だ。フェレロは4月1日、米国のケロッグが保有する複数のブランドを13億ドル(約1440億円)で買収するとアナウンスした。

フェレロの親会社のフェレロインターナショナル(ルクセンブルグ本拠)は、米国市場に進出しようとしている。今回の買収でフェレロはケロッグが持つ、クッキーやフルーツスナックのKeeblerやFamous Amos、Little Brownie Bakerを手に入れる。これらの菓子製品は、2018年に合計で9億ドルの売上を生み出していた。

フェレロ会長の54歳のイタリア人、Giovanni Ferreroは2019年のフォーブスの世界の富豪ランキングに資産224億ドル(約2.5兆円)で、39位に登場していた。

Giovanniは近年、競合の買収に意欲を燃やしてきた。2015年に彼はフェレログループとしては初の買収である、英国のチョコレートメーカーThorntonsの1億7000万ドルの買収を指揮した。その後、2017年に1億1500万ドルで米国のキャンディーメーカーFannie Mayを買収。さらに、Trolliのグミで知られるFerraraを13億で買収した。

同社にとって史上最大の買収は、2018年に28億ドルを投じた米国ネッスルのキャンディー部門の買収だった。Ferreroは今後、買収により10年ごとに売上を倍に増やしたい考えだ。

フェレログループのルーツは、1923年にGiovanniの祖父のPietroがイタリアのドリアーニで開いたケーキ屋だ。Pietroの息子のMicheleが1957年に事業を引き継ぎ、海外進出を活発化させた。1997年までに同社は年間売上48億ドルを誇る企業に成長した。

Giovanniは2011年からCEOとしてフェレロを率いている。彼は自社の主力製品のNutellaやチョコエッグのKinder Joyだけでなく、買収を通じて売上を伸ばしてきた。現在170国以上で製品を販売するフェレロの年間売上は、120億ドル以上に達している。

編集=上田裕資

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