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2019.04.02

フリーランスの人脈作り 対面式がいまだに重要なわけ

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・非言語コミュニケーションを活用できる

電子メールやスカイプだけでは見たり体験したりできないものは多い。その場にいれば、身ぶりや声のトーンなどのコミュニケーション要素を活用して、聞き手にできる限り良い印象を与えることができる。

これを事前に練習しておくこともできる。身ぶりや声のトーンの制御を学んでおけば、良い雰囲気を作れるだろう。

さらに、相手の感情を読み取りやすくなる。集中できていない人、アイコンタクトを取っている人、あなたのメッセージに最も関心を向けている人が誰かを知ることができるのだ。練習を重ねれば、相手の反応に即座に対応し、それに合わせてアプローチを変えることができるようになる。

・相手からの認識が高まる

多くの人は、何かを学ぶときに視覚から入る。たとえそうでない人にとっても、顔と名前を一緒に覚えることのメリットはある。直接会ったことがある人は、将来あなたのことを覚えている確率が高くなる。ソーシャルメディアのプロフィールにはあなたの写真が使われているかもしれないし、あなたの顔がウェブサイトに掲載されているかもしれない。しかし、縮小された画像や2次元の画像は直接会うのと同じではない。

相手と実際に会うことで、あなたの顔や個性、声のトーンや動きを覚えておいてもらえる。相手はあなたの表情や特徴を見るため、後日フォローアップをしたときでもあなたのことを覚えておいてもらいやすくなる。

デジタルなつながりを築くことには否定できない便利さがある。フリーランスの大きな魅力の一つに遠隔勤務できることがあるが、可能な場合には直接人脈作りに励む利点も多く存在し、努力をする価値はある。そうすれば相手とより強いつながりを作ることができ、あなたのメッセージをきちんと受け取ってもらえるようになる。

編集=遠藤宗生

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